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ばねの分類と種類(1)形状による分類 その3「その他のばね」

ばねの分類と種類
ばねは多種多様な種類があり、大きさもさまざまです。
ばねの分類としては、大別すると下記のようなものがあります。
(1)ばねの形状による分類
(2)ばねの材料による分類
(3)ばねの製造方法による分類
(4)ばねの特性による分類
(5)ばねの用途による分類
>ばね製品紹介
ばねの形状による分類について
ばねの主な分類のうち、「(1)ばねの形状による分類」は、主として次のようなばねの種類があります。
1.線形状のばね
2.板形状のばね
3.その他の形状のばね
ここでは、「(1)ばねの形状による分類」のなかの「3.その他の形状のばね」について説明します。
>線形状のばねについて
>板形状のばねについて
その他の形状のばねについて
ばねにはさまざまな形状があります。その他の特殊な形状のばねとして、ファスナばね、トーションバー、輪ばねがあります。
ファスナばね
ファスナばねは、締結を目的としたばねの総称です。ばねの力を利用して簡易的に締結するばね部品です。ほとんどのファスナばねは、寸法や公差が規格化されており、大量生産されています。安価なのがメリットです。
ファスナばねの種類としては、止め輪、座金、スプリングナット、スプリングピンがあります。


トーションバー
トーションバーは、棒をねじってばね性を利用するものです。棒の先端の一方を固定して、もう一方の先端をねじって使用します。
トーションバーは、スタビライザーとして使用されてることが多いです。スタビライザーとは、自動車のサスペンションに装着し、左右の揺れを小さくするものです。
トーションバーは、小スペースでも大きな力に耐えることができ、軽量設計できることがメリットです。デメリットとしては、高強度・高耐疲労の材料が要求されるため材料コストが高くなることと、取付け部品にも高耐久性が要求されるためコストが高くなる点です。


輪ばね
輪ばねは、内輪と外輪を交互に積み重ねて組み立てた特殊な形状のばねです。内輪と外輪がお互いに摩擦面を持ち、小スペースで力を吸収する性質があります。輪ばねは、機械の緩衝材や免振・耐震用ばねとして利用されています。

